[料理] ケーキを作ってみた話など

かなりプライベートなクリスマスの話をちょっと広げて、教養として自分の頭にとりこんでやろう、というような記事です。
リア充成分がちょっと多いかもしれませんので少し気をつけて?ください。

面識がある方はご存知かと思いますが、私には同棲している恋人がいます。その彼女から、このようなプレゼントをもらいました。



うれしいですね。
社会人になってから、毎年少しずつ季節モノに疎くなっていってしまっていたので、こういうイベント事にお菓子やら料理やらにチャレンジする人を見るのはいい刺激になります。

ところで、右の人型のこのクッキーは、ジンジャーブレッドマンという名前だということを、皆さんご存知でしょうか?元来は生姜が入った生地で焼き上げた、生姜風味付きのクッキーなんですよね。だらジンジャーブレッドマン。スマフォのOSであるAndroidに詳しい方にはおなじみかもしれませんね。
GingerbreadはAndroid OS Version 2.3のコードネームです。




上の動画では、Googleの社屋の一角に、Android の Ginger Bread Man が 記念に設置されていますね。
ちなみに、AndroidはリリースしたOSのバージョンごとに、おやつのコードネームがつけられており、最新の2014年1月時点で最新のKitkatを含め、以下のようになっています。

バージョン コードネーム 説明
1.5 Cupcake カップケーキです。公式には、このバージョンからコードネームがつけられるようになったのだとか。
1.6 Donut ドーナツです。説明不要ですね。
1.7 Éclair エクレアです。これはすぐイメージできますね。ただ英単語自体はあんまりお馴染みでないから、ぱっと見「何て書いてるの?」となるかも。
2.2 Froyo フローズンヨーグルトのことで、英語圏だとこういう風に略すこともあるのだとか。フローズンヨーグルトはその単語だけ聞くと日本人にはちょっと共通イメージがわかないような気もしますが、形としてはパフェの生クリームの部分をアイスクリームにしたような食べ物になります。サーティーワンなんかで売ってるのかも?と思って調べてみたところ、「ヨーグルトランド」というお店がアメリカで人気のようです。
2.3 Gingerbread クリスマスによく作られる人型のクッキーです。本来は生姜が練りこまれた生地で作るようですね。ちなみにいっしょに出てくる杖の形をしたキャンディーは「キャンディーケーン」というらしいです。
3 Honeycomb ハニカムは蜂の巣の意味ですが、Wikipediaを見るとどうやらそういう名前のシリアルの固有名詞からとっているみたいですね。アメリカできっと有名なのでしょう。
4 Icecream Sandwich アイスクリームサンドイッチと言われても日本人はパッと想像できないところがありますが、このハーゲンダッツの商品が一番わかり易いイメージかと思います。
4.1 Jelly Bean 日本では共通認識としてのキラー商品がないように思います。ハリー・ポッターの「百味ビーンズ」はこれです。
4.4 Kitkat 日本でもお馴染みキットカット。製造元のNestleは実はスイスの会社です。


さて、話を戻しますが、ジンジャーブレッドマンほかクッキーをいただいたので、お返しとして、クリスマスケーキをプレゼントすることにしました。クリスマスなので、ブッシュ・ド・ノエルに挑戦し、その結果、以下の様なケーキができあがりました。




見た目の色と味は申し分なかったのですが、いかんせん切り株の形じゃないw
普段大雑把に脳が覚えている味の感覚だけで自分用の料理をさっさとこしらえる私のような人間にとっては、お菓子を作るというのはなかなか繊細で骨が折れる作業です。

作ったブッシュ・ド・ノエル…を目指したチョコケーキのフィードバックを頂いた結果、「味も食感も問題なし。形が切り株の円柱型にならなかったのは、単純に生地を焼く型が小さいから。本来はもっと大きな正方形の型で焼いたスポンジを使う(要旨)」というようなお言葉をいただきました。
確かに、今回利用したのは、ちょっと小さめの円形の型でした。ここでとっさに型の大きさの数字が出てこないあたりが、スイーツ脳になっていない証拠ですね。



こんな感じで。スポンジ自体は割と上手に焼けたんですよ。ケーキのミックスを使わずに綺麗に焼くことが出来たのは生まれて初めてだったので、嬉しくなってこんな写真も撮ってしまいました。


生地には純ココアを混ぜて、チョコ感を出しつつも甘さ控えめになるようにしました。結果、クリームの甘さを上手く引き立たせる上品なスポンジに仕上げることができました。

クリームは2種類、一つはチョコクリーム…でもチョコを湯煎してクリームと混ぜるのはなかなか大変なので、ここも純ココアで代用。2012年のクリスマスに大失敗をしたのですが、湯煎したチョコと生クリームを配合する際に、量を間違えてしまうとチョコの油分と熱であっという間にクリームが分離し、鶏そぼろのようなブツブツとした形状に変わっていってしまい、風味も食感も大きく損なうことになってしまいます。




今回は純ココアを少しずつ入れ、うまく茶色のクリームを作ることが出来ました。粉末なので簡単には劣化せずに変化を楽しむことが出来ます。
純ココアしか入れていないので、甘さが控えめになってしまいます。今回はチョコ自体の甘さの代わりに砂糖で補強してみました。純ココアでなくても、普通の飲用のココアでも全然OKだと思います。ただその場合はクリーム自体は甘さ控えめにしたほうが良いと思います。



そして今回ケーキの具材選びからチャレンジした私の楽しみはこのマロンクリームでした。中身がどんな感じなのか全くわからないまま、直感で購入した一品ですが、中を開けてみるとしっかり重みのあるペーストで、それ自体にも甘さが合ってパンと非常に合うような感じでした。


これはこの甘さだけでいけるなと思った私は砂糖を入れていない生クリームにこのマロンクリームを投入。混ぜていくと薄茶色の上品な色に変わっていきました。なめてみるとコレが絶品。心のなかで思わず「これ絶対リピートしよう、そしてブログ書こ。」と思った次第ですw




ブッシュ・ド・ノエルを作った余りでお遊びミニロールケーキを作りました。こっちにはマロンクリームをありったけ載せましたが、恋人にはこちらのほうが気に入られたようで、あっという間にペロリと平らげられてしまいました。

サバトンというところのマロンクリームみたいです。インターネットで何でも検索できて、便利な世の中ですね。



価格:375円
(2014/1/13 12:03時点)
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ちなみに小麦粉はエクリチュールという品種?のもの。私は富澤商店で買いましたが、楽天のほうが普通に安いですね…。
小麦粉が余っているので、近いうちにまたケーキに挑戦したいと思います。今度はクリスマスじゃないので、普通のホールケーキを作りたいと思います。マロンクリームで。
みなさんもマロンクリームとホイップの掛けあわせ、お試しあれ。上品でとても美味しいです。


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