AWSでPostgreSQLを前から使っている方はアップグレードメンテナンスが必要です
AWSのサポートからこんなメールが届きました。
同様の内容がフォーラムにも投稿されています。
2015/10/13 より前に作成したPostgreSQLインスタンスは、セキュリティ修正と少々のパフォーマンス向上のために、アップデートを適用しなければいけないそうです。
アップデートにはダウンタイムが発生するため、DBを利用中のアプリケーションが停止してしまいます。
Multi-AZの場合は、AZ切り替えに必要な時間である1〜2分程度のダウンで済むそうですが、Single-AZの場合はどうなんでしょう…メールには記載されていませんが、再起動が行われそうな気がするので、通常のRDSインスタンス再起動と同程度かそれ以上のダウンが発生すると考えておいて良いと思います。
メンテナンスは以下のスケジュールから選択できるようです。
猶予期限は「After approximately six weeks」と書いてあるので、おそらくフォーラムの投稿日である1月15日から6週間くらいだと思います。サポートに入っている人は確認してみてください。
メンテナンス実施の手順は、前回のMySQLのメンテナンスの時の内容を記事にしてくださっている方がいらっしゃいましたので、その記事を参考にしたいと思います。
さて、自分が管理しているRDSインスタンスを確認したら、確かに対象のインスタンスの「メンテナンス」列が「必須」に変更されていました。
上記4つのインスタンスは全部PostgreSQLですが、一番下の最近作ったやつだけメンテナンス対象外になっています。
運用中のアプリによってはダウンタイムの調整に時間がかかるかと思いますので、事前にしっかり確認して対応していきましょう…と自分に言い聞かす。
Dear Amazon RDS Customer,
A system update is now available for any Amazon RDS PostgreSQL database instances you created before 13 October 2015. We recommend installing this update to take advantage of several performance improvements and security fixes. You may choose to install this update immediately, or during your next scheduled maintenance window. After approximately six weeks, your RDS instance will be automatically upgraded during your maintenance window. To learn more about scheduling or installing an upgrade, please refer to the RDS documentation: http://docs.aws.amazon.com/AmazonRDS/latest/UserGuide/USER_UpgradeDBInstance.OSUpgrades.html.
Installing this update will have an availability impact for a few minutes on your RDS instance (60-120 seconds for Multi-AZ instances). To reduce downtime, you may consider converting your Single-AZ instances to Multi-AZ. If you have any questions or concerns, please contact your TAM or AWS Support.
Sincerely,
The Amazon RDS Team
Amazon Web Services, Inc. is a subsidiary of Amazon.com, Inc. Amazon.com is a registered trademark of Amazon.com, Inc. This message was produced and distributed by Amazon Web Services Inc., 410 Terry Ave. North, Seattle, WA 98109-5210
同様の内容がフォーラムにも投稿されています。
2015/10/13 より前に作成したPostgreSQLインスタンスは、セキュリティ修正と少々のパフォーマンス向上のために、アップデートを適用しなければいけないそうです。
アップデートにはダウンタイムが発生するため、DBを利用中のアプリケーションが停止してしまいます。
Multi-AZの場合は、AZ切り替えに必要な時間である1〜2分程度のダウンで済むそうですが、Single-AZの場合はどうなんでしょう…メールには記載されていませんが、再起動が行われそうな気がするので、通常のRDSインスタンス再起動と同程度かそれ以上のダウンが発生すると考えておいて良いと思います。
メンテナンスは以下のスケジュールから選択できるようです。
- 猶予期限内で任意のメンテナンスウィンドウ
- 即時(手動)
- 猶予期限が切れた直後のメンテナンスウィンドウ
猶予期限は「After approximately six weeks」と書いてあるので、おそらくフォーラムの投稿日である1月15日から6週間くらいだと思います。サポートに入っている人は確認してみてください。
メンテナンス実施の手順は、前回のMySQLのメンテナンスの時の内容を記事にしてくださっている方がいらっしゃいましたので、その記事を参考にしたいと思います。
[AWS] RDS の OS アップグレードのメンテナンスを実施する。 | LexTech http://tech.lexues.co.jp/archives/1864
さて、自分が管理しているRDSインスタンスを確認したら、確かに対象のインスタンスの「メンテナンス」列が「必須」に変更されていました。
上記4つのインスタンスは全部PostgreSQLですが、一番下の最近作ったやつだけメンテナンス対象外になっています。
運用中のアプリによってはダウンタイムの調整に時間がかかるかと思いますので、事前にしっかり確認して対応していきましょう…と自分に言い聞かす。
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